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[MAGAZINE TRANS] Esquire Korea 10月号

[MAGAZINE TRANS] Esquire Korea 10月号

封印解除イジュノ

今やっと語ることができる。

理事の感じがちょっとするんですが?

あ、謙虚に行きますよ。

肩書きがやけに大袈裟ですが。

JYP対外協力理事という、言葉だけの理事です。

<기름진 멜로(油っぽいメロ)>で中華料理のシェフでしたね。もう中華は飽きたでしょう?

逆に ‘こんなにおいしいんだな’ と目覚めましたよ。 でも料理は二度としたくないです。

もともと料理に関心はありましたか?

全然です。 食べるのも宅配ばっかり食べていました。 中華料理を背景にしたメロドラマと聞いて入りましたが、放送に入る前に1ヶ月間ずっとウォック使い、包丁さばきを学んで、玉ねぎの匂いが手について抜けなかったんです。 猫たちも寄り付かなかったんですから。 ‘僕は一体ここで何をしているんだろうか’ と思いましたが多くのことを学びました。

飲食店に行ったら気づかれるんじゃないですか?

<김과장(キム課長)>の時からそうです。 よく行く飲食店がありましたが、ある日行ったら何でこんなところにいるのかって言うんですよ。
ドラマを通して僕を知った方々は、より親切に接して下さる感じです。 サービスまで準備して下さって。

実物がシュッとしていて少し驚きました。

2012年から管理し始めました。 アクロバティックをしている時に肩を怪我して手術してその時から自分を大事にしなきゃと思って、何かやってみようと思ったのが始まりです。 あ、カリビアンベイの広告撮影の時だった。 肉体美真っ盛り、チムスンドル….

あ、チムスンドル… 懐かしすぎる。 チムスンドルという言葉も。

毎日破り続けてました。(笑)

9月4日がデビュー10周年でした。 この仕事を10年やっていると予想していましたか?

当然そうなると思いました。 ただ、良く迎えることができるとは思ってはなかったですね。 10周年になったとして、ただ簡単なことでも、絶対に当然のことでもなかったんですよ。

キャスティングは全部初めてで面白そうです。

妙に専門的な役が多かったです。 <기름진 멜로>も気楽だと思ったのですが、ソプンは料理界の専門職でした。 レシピをこまごま暗記しているという。

ロマンティックドラマと言って入ったのに?

確かに中華料理店を背景にしたドラマと言いました。そうでしたが作家さんがはじめにこのドラマはメロじゃなくて徹底した職場生存記だと釘を刺したんです。 それに台詞量がものすごくて、こんなに勉強すればめちゃくちゃ上手くできそうと思ったんですから。

その沢山の台詞をどうやって全部覚えたんですか?

ご飯も食べず覚えました。 みんながご飯を食べに行く時もボングパプバーガー(봉구밥버거ライスバーガーのお店)をひとつ買ってひとり車の中で食べたり。 ストレスの塊。もともと神経質です。 感情の起伏も大きいです。 <김과장(キム課長)>に入る前には2PMの再契約を控えている状態だったし、次の作品も決まっていなくてひどくストレスを感じました。

ちょっと不安だったんだね。

ちょっとどころじゃなく酷すぎました。

グループ活動と平行していると作品数が多くなく残念だと言っていたけど、常に休まず働いて来ましたね。

恵まれていたんですよ。やりたいと思っても全部できるわけじゃないから。 まさか正直こんなにできる日が(来るとは)… それにこれからどうなるかもわからないから有り難く思います。

目立つメンバーではなかったですが、今見てみるとひとり順調な道のりを歩んできたようです。

性格なんですよ。
この仕事がすごく好きですが生まれつきだと思ったことはありません。 出るのが怖いのにいつもそれを隠して挑戦しました。 特にバラエティはうまくやれない。うまくやりたくてもそんなに簡単じゃないんですよ。 そうしてみると歌手としても俳優としても打って出ることはないけどゆっくりひとつずつやって行きたかったんです。 そのかわり、ひとつを掴んだらブレないという意志が強かったですね。

その意志を育て続けたのは何だったんですか?

夢です、欲。

これまでのインタビューを見てもいつも “僕は欲が多いです”と言っていますが。

だからファン達が ‘野望ジュノ’と言います。 実際、僕は野望を見せたことは一回もないのに。 そう呼ばれるようになったのもバラエティのせいです。 うまくなりたいから、うまくやりたい気持ちが一生懸命すぎて。 (笑) そして口から出任せで適当にやったことはありません。 うまくやりたい気持ちを台無しにしたことはあるかも。

ズルくないからそうなんですよ。 本当にズルい人達はおくびにも出さないけど。

ズルくはなりたくもないし、なれません。 ズルく生まれたらよかった気もするけど、そうじゃない。

代わりに大器晩成型になっているじゃないですか。 2009年デビュー当初のインタビューを見たら、 ‘どうしたら望む所に到達することができるのか、イジュノというブランドの価値をどれだけ高めることができるのか悩んでいた’ と答えました。

わ、野望ハンパないな。 でもあの頃の僕の性格がそんなで幸いだと思います。 そうじゃなかったら有耶無耶になったと思います。 こんなに全部できなかったと思います。 絶対。

何故です?

それだけの欲があったからこそ、ちゃんとやりこなしたかったんでしょう。 相変わらずそんな気持ちだから理解できます。

ひたむきな人だね。 その時の欲張りイジュノにしてあげたい話があるとしたら?

満足とまではいかないけど少しは緊張を解しても大丈夫だと言ってあげたいです。 でもその時のジュノが今の僕を見たらもっと大きな夢を見たと思います。 わかりません、僕は幼い頃夢がもっと大きかったです。 本当に凄く凄く大きかった。

ハリウッド進出?

いやっ、そのことは無条件にすることで、それが生意気だとかいう考えすらないんですよ。 夢だから。

イタイと思えるような10年前のインタビューをそんな風にすぐに認めるなんて。

その時も今でもそう思うからです。 それとも自分の価値観を変えなきゃならないと?

一途でいいですがね、はい。

でも本当に一途ではあると思いますね。 ‘イジュノというブランド価値を上げたい’って少しイタイけど、今でも心はそのままです。

日本で発売した初ソロアルバムセールスが8万3000枚だっけ? 会社の人達の反応が ‘ジュノの人気がこれ程だったなんて?’ 驚いている様子だったんだって?

そんな反応ですら嬉しかったです。 ‘僕のことわかった?’ こんな気持ちです。 謙遜したように反応しましたが自信に溢れていましたね。

いつからそんな内功を積んだのでしょうか? ファン達が ‘野望ジュノ’ と言った頃はそのような内功がないから、からかれたことだろうし。

まさにその頃からです。 ‘君たちが僕を野望ジュノってからかったよね? 僕がどんな野望なのか見せてあげる’ と。(笑)

最近SNSアカウントに “木から森に目を移した。 おそらく新しい始まりになりそう” と意味深な書き込みをアップしました。

最近あれこれ心配で気持ちを引き締めたくて。 もともと悩みが多いんです。 ドラマも終わって日本ツアーも最後だったし。 前からのんびりと時間を過ごすことがうまくできなかったんです。 ただただ心配です。

いつもスケジュールがあってそうなのかな?

そうでしょう。 みんなが可哀想と言っても ‘僕はそれがいいのに’ と言いました。 すべてがそうではないけど、それが芸能人としての値打ちでもあるじゃないですか。 年齢もそうだし、最近は気が急いて仕方ないんですよ。

作品活動をして聞いた言葉の中で一番記憶に残ったものは何ですか?

<감시자들(監視者達)>で死ななきゃいけないのにどうやって死ぬのかわからないと (ソル) ギョングひょんに訊いたら “オレもわかんないよ。 ただお前がやりたいようにやれ” と言われました。 それでとてもすっきりしました。

演技する時、度胸があるようにしてますか?

そうしようとします。 それが一番大きかったのは <김과장(キム課長)> の時でした。 傍若無人のサガジ(礼儀がない生意気なやつ)悪役だったから。

自由にやってもなったんでしょうね。

了解をたくさん求めました。 先輩の胸ぐらを掴んで壁に叩きつけるのは手がぶるぶる震えるけど、作品をする時だけはそれじゃいけないので気合いを入れてやりました。

それにしても <기름진 멜로(油っぽいメロ)>でウィンクする演技はどうしてそんな風にできなかったんですか? 放送事故かと思いましたよ。

もともとできないんです。 こんな目でウィンクがうまかったらすごいヤバいじゃないですか? (笑) 閉じた時と開いた時の差がない目がウィンクしたら、何かイラッとすると思います。

自分が ‘おっさん’ のように感じる時はありませんか?

ない筈がないでしょう。 ‘ひょんが’ とか ‘おっぱが’という言葉が世界で一番嫌いです。 他の人は言うのは関係ないけど僕が言わないようにしなきゃと思うことの中のひとつです。 先日ストレイキッズのミュージックビデオの撮影現場に遊びに行ったんですが “ひょんがね”が飛び出して悲鳴を上げました。 誰かを仕込むみたいで嫌でした。

10年前と比べて変わったことは?

他愛のないことが大事になってきました。 ‘ソハクヘン(些細なことでも確かに感じる幸せのこと)’というそんな愉しみを探し始めました。

微細埃(pm2.5)がなくて一ヶ月間家の窓を開けておいたりして。

もともとこんなに余裕のある人だったっけ?

これが僕です。 だからこの姿だけ憶えていて下さい。 (笑)

editor: YOO JEONGSU

Esquire 10월호

 

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